1.報告者:日本学術会議URSI-C小委員会 委員 高田潤一(東京工業大学)
2.日時:2013年12月6日(金) 13:00〜17:00
3.場所:東京工業大学 大学院 理工学研究科 国際開発工学専攻会議室
4.参加費:無料
5.出席者数:30名
6.ローカルアレンジメント:高田潤一・菅知茂(東京工業大学)
7.研究会テーマ:周波数スペクトルの管理と異システム間の共存
8.講演:
日本学術会議 URSI-C小委員会 第22期 第9回公開研究会の開催報告
テーマ:
「周波数スペクトルの管理と異システム間の共存」
- 13:00〜13:10 開会挨拶 守倉正博(京都大学)
- 13:10〜14:00 「電磁波の科学的利用と商業的利用の共存・共栄−UWB無線の場合」
河野 隆二(横浜国立大学)
- 14:00〜14:50 「省エネルギー機器からの電磁波による無線通信の障害について」
石上 忍(情報通信研究機構)
- 14:50〜15:10 休憩(20分)
- 15:10〜16:00 「干渉検討の仕組みについて」 高田 潤一(東京工業大学)
- 16:00〜17:00 パネル討論「周波数スペクトルの管理と異システム間の共存の将来像」
9.懇親会:
東京工業大学生協 第2食堂(参加者:10名)
10.その他:
委員会を12月6日(金)11:30〜12:30に会場隣の輪講室にて行った.
11.所感:
無線通信システムの高度化,多様化による周波数スペクトルの逼迫は深刻となる一方,共存のためのスペクトルの管理のあり方は,ITUやCISPRといった国際機関により日々検討されているものの,あまり大きな変化がなく,十分に時代に対応できている,あるいは多面的な要因から考慮されている,とは言いがたい状況である.
今回の研究会では,このような背景から,科学的利用と商業的利用の間に横たわる共存の問題,非通信機器から生じる放射妨害波の問題,そして現行の干渉検討の仕組みと課題について3件の講演があり,これらの背景をベースとしてパネル討論により将来のスペクトル管理と共存のあり方について白熱した議論が行われた.
被干渉側である科学的利用に関する研究者に参加頂けなかったのが残念であるが,パネル討論ではregulatory science, 携帯電話以外の移動通信システムのあり方,国際機関や政府機関における議論のあり方などについて様々な意見が出され,活発な研究会となった.
東京工業大学生協 第2食堂(参加者:10名)
10.その他:
委員会を12月6日(金)11:30〜12:30に会場隣の輪講室にて行った.
11.所感:
無線通信システムの高度化,多様化による周波数スペクトルの逼迫は深刻となる一方,共存のためのスペクトルの管理のあり方は,ITUやCISPRといった国際機関により日々検討されているものの,あまり大きな変化がなく,十分に時代に対応できている,あるいは多面的な要因から考慮されている,とは言いがたい状況である.
今回の研究会では,このような背景から,科学的利用と商業的利用の間に横たわる共存の問題,非通信機器から生じる放射妨害波の問題,そして現行の干渉検討の仕組みと課題について3件の講演があり,これらの背景をベースとしてパネル討論により将来のスペクトル管理と共存のあり方について白熱した議論が行われた.
被干渉側である科学的利用に関する研究者に参加頂けなかったのが残念であるが,パネル討論ではregulatory science, 携帯電話以外の移動通信システムのあり方,国際機関や政府機関における議論のあり方などについて様々な意見が出され,活発な研究会となった.