1. 報告者:日本学術会議URSI-C小委員会 委員 大久保 賢祐(岡山県立大学)
2. 日時:2024年7月5日(金) 14:00〜17:00
3. 場所:洞爺湖文化センター 別館第2会議室
北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142-140 Tel.: 0142-75-4400
オンラインとハイブリッド開催
4. 参加費:無料
5. 出席者数:現地16名,オンライン12名
6. ローカルアレンジメント:佐藤 潤二 (パナソニック)
7.研究会テーマ:6G時代を見据えた高周波回路の研究開発動向〜アクティブ回路編
8.講演
日本学術会議 URSI-C小委員会 第26期 第2回公開研究会の開催報告
テーマ:
「6G時代を見据えた高周波回路の研究開発動向〜アクティブ回路編」
- 14:00〜14:15 開会挨拶
委員長 藤元美俊 (福井大学)
- 14:15〜15:05 「6Gの実現に貢献する増幅器技術」
山中 宏治(三菱電機 情報技術総合研究所) - 15:05〜15:55 「InP HEMTによる広帯域300GHz帯ミキサを用いた
100Gbps・100m無線伝送システム」
徐 照男(NTT 先端集積デバイス研究所) - 15:55〜16:10 休憩(15分)
- 16:10〜17:00 「ミリ波帯アンテナ一体型モジュール技術」
上田 英樹(村田製作所 通信・センサ事業本部)
- 17:00閉会
9. 懇親会
時間:18:30〜20:30
場所:洞爺観光ホテル(北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉33 Tel.:0142-75-2111)
参加者:15名
10. その他
役員会を7月6日(土曜) 8:30〜9:30に洞爺観光ホテルにて実施
11. 所感
6G時代を見据えた無線システム・ハードウェアの研究開発の取り組みが進みつつある。今回は、無線システムを構成するハードウェアのうち、特に高周波アクティブ回路の最新の研究開発動向について講演を企画し国内の最先端研究状況について共有を行った。 山中 宏治 氏(三菱電機 情報技術総合研究所)には 5G sub-&BTSアンプの概要;ミリ波5G基地局用Ka帯ドハティGaN MMIC、衛星通信端末用Ka帯GaN MMIC;日本国の政策に基づいたBeyond 5Gおよび6G開発に関するミリ波およびテラヘルツGaNデバイスの将来展望について紹介頂いた。
徐 照男 氏(NTT 先端集積デバイス研究所)にはInP HEMTによる300GHz帯広帯域ミキサおよびPAの設計・評価およびデュアルバンド240 Gbps のデータ伝送の実証;300 GHz帯送受信装置の構築および100 Gbps, 100 m の伝送の実証について紹介頂いた。
上田 英樹 氏(村田製作所 通信・センサ事業本部)にはRFICとアンテナを一体化したアンテナアレー一体型モジュール(AiM);高付加価値なAiMを実現するパッケージング技術;AiMの高効率化・小型化につながる多層化可能かつ低損失な基板材料技術について紹介頂いた。
いずれも6Gの実現に向けて重要な技術であり、本研究会を通じて6G時代を見据えた高周波回路、特に能動回路の研究開発に関する方向性や課題を参加者と共有することができたことは大変有益であった。
時間:18:30〜20:30
場所:洞爺観光ホテル(北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉33 Tel.:0142-75-2111)
参加者:15名
10. その他
役員会を7月6日(土曜) 8:30〜9:30に洞爺観光ホテルにて実施
11. 所感
6G時代を見据えた無線システム・ハードウェアの研究開発の取り組みが進みつつある。今回は、無線システムを構成するハードウェアのうち、特に高周波アクティブ回路の最新の研究開発動向について講演を企画し国内の最先端研究状況について共有を行った。 山中 宏治 氏(三菱電機 情報技術総合研究所)には 5G sub-&BTSアンプの概要;ミリ波5G基地局用Ka帯ドハティGaN MMIC、衛星通信端末用Ka帯GaN MMIC;日本国の政策に基づいたBeyond 5Gおよび6G開発に関するミリ波およびテラヘルツGaNデバイスの将来展望について紹介頂いた。
徐 照男 氏(NTT 先端集積デバイス研究所)にはInP HEMTによる300GHz帯広帯域ミキサおよびPAの設計・評価およびデュアルバンド240 Gbps のデータ伝送の実証;300 GHz帯送受信装置の構築および100 Gbps, 100 m の伝送の実証について紹介頂いた。
上田 英樹 氏(村田製作所 通信・センサ事業本部)にはRFICとアンテナを一体化したアンテナアレー一体型モジュール(AiM);高付加価値なAiMを実現するパッケージング技術;AiMの高効率化・小型化につながる多層化可能かつ低損失な基板材料技術について紹介頂いた。
いずれも6Gの実現に向けて重要な技術であり、本研究会を通じて6G時代を見据えた高周波回路、特に能動回路の研究開発に関する方向性や課題を参加者と共有することができたことは大変有益であった。
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