日本学術会議 URSI-C小委員会 第23期 第2回公開研究会の開催報告

テーマ:
5Gにおける無線通信技術 (Part 2:信号処理およびシステム)


1.報告者:日本学術会議URSI-C小委員会 村田英一 (京都大学)

2.日時:2015年7月17日(金) 13:00〜17:00

3.場所:京都大学 本部構内 総合研究8号館3階 講義室4

4.参加費:無料

5.出席者数:研究会46名

6.ローカルアレンジメント:山本高至 (京都大学)

7.研究会テーマ:5Gにおける無線通信技術 (Part 2:信号処理およびシステム)

8.講演:
  • 13:00〜13:10 開会挨拶 委員長 菊間 信良(名古屋工業大学)
  • 13:10〜14:00 「5Gの概要・世界動向及びドコモの取り組み」
    ベンジャブールアナス(NTTドコモ)
  • 14:00〜14:50 「高周波数帯端末連携技術」
    村田 英一(京都大学)
  • 14:50〜15:10 休憩(20分)
  • 15:10〜16:00 「過負荷MIMO伝送技術とその特性」
    眞田 幸俊(慶應義塾大学)
  • 16:00〜16:50 「フルデュープレックス」
    渡辺 尚(大阪大学)

9.懇親会:
 京都大学 本部構内 総合研究8号館2階 講義室2(参加者:18名)

10.その他:
 委員会を7月17日(金)11:45〜12:45に公開研究会と同室にて開催した.

11.所感:
 前回に引き続き第5世代移動通信システムについて公開研究会を開催した.今回はPart2として信号処理およびシステムについて4件の講演を依頼し,5Gのシステムコンセプトと目標値,導入が検討されている各種要素技術とタイムスケジュール,端末連携による通信技術,過負荷MIMO伝送技術,同時送受信技術について最新の検討状況と研究成果が紹介された.多くの聴講者が参加し,質疑や意見交換が活発に行われた.電波科学の研究者,技術者にとって,今後の研究開発の進め方を考える上で有意義な場となったと思われる.


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