1. 報告者:日本学術会議URSI-C小委員会 委員 本田 敦 (富士通)
2. 日時:2019年9月27日(金) 14:00〜17:50
3. 場所:富士通(株) 富士通新川崎テクノロジースクエア プレゼンテーションルーム
(神奈川県川崎市幸区新小倉1-1)
4. 参加費:無料
5. 出席者数:39名
6. ローカルアレンジメント:本田 敦 (富士通)
7.研究会テーマ:「ミリ波通信向けデバイスの進展」
8.講演
日本学術会議 URSI-C小委員会 第24期 第6回公開研究会の開催報告
テーマ:
「ミリ波通信向けデバイスの進展」
- 14:00〜14:10 開会挨拶
太郎丸 眞 (福岡大学)
- 14:10〜15:00 「GaN HEMTの高性能化に向けた最近の動向」
葛原 正明 (福井大学)
- 15:00〜15:50 「ミリ波帯 GaN高出力増幅器」
井上 晃 (三菱電機)
- 15:50〜16:00 休憩 (10分)
- 16:00〜16:50 「ミリ波BPF設計の最新動向について」
戸蒔 重光 (TDK)
- 16:50〜17:40 「5Gに向けたミリ波ソリューション」
馬場 智 (アナログ・デバイセズ)
- 17:50閉会
9. 懇親会
時間:18:30〜21:00
場所:健康中華庵 青蓮 新川崎三井ビルディング店
参加者:13名
10. その他
委員会を9月27日(金曜) 13:30〜14:00に公開研究会会場にて実施.
11. 所感
3GPPでは第5世代移動通信向けにミリ波帯を含めた高周波帯として24〜30GHz帯の技術標準化を進めている。また、2020年以降、これらの周波数を用いた移動通信サービスが国内においても開始される予定である。これらの周波数帯を用いた無線基地局や端末の需要が今後高まることを想定し、デバイスメーカー各社はこれらの周波数にターゲットを絞ったデバイスを市場投入しようとしている。そこで、本研究会では、高出力増幅器やLTCCフィルタといった最新技術の開発状況のレビューを行うため、公開研究会を開催した。
葛原先生(福井大)には、今後無線基地局向け高出力増幅器のデバイスとして有望なGaNデバイスの基礎、及びデバイスの特長を活かした応用例について講演頂いた。
井上様(三菱電機)には、GaNデバイスの応用例の一つである高出力増幅器について、実際の設計例、及びハイブリッドビームフォーミング基地局に向けた増幅器構成についてご講演頂いた。
戸蒔様(TDK)には、LTCCを用いたミリ波帯バンドパスフィルタの設計例、及びアンテナフィルタへの応用例についてご講演頂いた。
馬場様(アナログ・デバイセズ)には、DAC/ADC、周波数変換デバイスを用いたミリ波基地局の構成例、EIRPと消費電力をもとにしたアンテナ構成検討、及びビームフォーミングのデモンストレーションについてご講演頂いた。
いずれの講演も、将来に向けて高い周波数帯を開拓していく上で重要なデバイス開発の報告であった。また、当日の聴講者からも多くの質疑があり活発な議論がなされた。今回はURSI-Cの活動を広く知って頂くという観点においても、非常に有意義な研究会であったと言える。
時間:18:30〜21:00
場所:健康中華庵 青蓮 新川崎三井ビルディング店
参加者:13名
10. その他
委員会を9月27日(金曜) 13:30〜14:00に公開研究会会場にて実施.
11. 所感
3GPPでは第5世代移動通信向けにミリ波帯を含めた高周波帯として24〜30GHz帯の技術標準化を進めている。また、2020年以降、これらの周波数を用いた移動通信サービスが国内においても開始される予定である。これらの周波数帯を用いた無線基地局や端末の需要が今後高まることを想定し、デバイスメーカー各社はこれらの周波数にターゲットを絞ったデバイスを市場投入しようとしている。そこで、本研究会では、高出力増幅器やLTCCフィルタといった最新技術の開発状況のレビューを行うため、公開研究会を開催した。
葛原先生(福井大)には、今後無線基地局向け高出力増幅器のデバイスとして有望なGaNデバイスの基礎、及びデバイスの特長を活かした応用例について講演頂いた。
井上様(三菱電機)には、GaNデバイスの応用例の一つである高出力増幅器について、実際の設計例、及びハイブリッドビームフォーミング基地局に向けた増幅器構成についてご講演頂いた。
戸蒔様(TDK)には、LTCCを用いたミリ波帯バンドパスフィルタの設計例、及びアンテナフィルタへの応用例についてご講演頂いた。
馬場様(アナログ・デバイセズ)には、DAC/ADC、周波数変換デバイスを用いたミリ波基地局の構成例、EIRPと消費電力をもとにしたアンテナ構成検討、及びビームフォーミングのデモンストレーションについてご講演頂いた。
いずれの講演も、将来に向けて高い周波数帯を開拓していく上で重要なデバイス開発の報告であった。また、当日の聴講者からも多くの質疑があり活発な議論がなされた。今回はURSI-Cの活動を広く知って頂くという観点においても、非常に有意義な研究会であったと言える。
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