URSI: 国際電波科学連合とは
URSI(Union Radio-Scientifique Internationale: 国際電波科学連合) は,電波,電気通信及び電子科学分野の研究の連絡と推進を図る唯一の国際学術団体であり,定款にはその目的として,次のように述べられています.
- 国際協力を必要とする研究並びにこの研究の結果の討議および普及を促進し,且つ,組織化すること.
- 共通的な測定方法の採用並びに科学的作業に使われる測定機器の相互比較および標準化を奨励すること.
- 次の研究を刺激し,調整すること
1. 電磁波を使用する電気通信の科学的な諸面の研究.
2. 上記の電磁波の発生および検知,ならびに電磁波中の信号の処理に関する研究.
URSIに対応する日本の国内委員会である日本学術会議 電気電子工学委員会 URSI分科会は,電波科学全般にわたる広範囲な研究分野において10の小委員会を設置し,内外の研究連絡にあたっています.
小委員会 | 名称 | 日本学術会議での小委員会の名称 |
A | Electromagnetic Metrology | 電磁波計測 |
B | Fields and Waves | 電磁波 |
C | Signals and Systems | 無線通信システム信号処理 |
D | Electronics and Photonics | エレクトロニクス・フォトニクス |
E | Electromagnetic Noise and Interference | 電磁波の雑音・障害 |
F | Wave Propagation and Remote Sensing | 非電離媒質伝搬・リモートセンシング |
G | Ionospheric Radio and Propagation | 電離圏電波伝搬 |
H | Waves in Plasmas | プラズマ波動 |
J | Radio Astronomy | 電波天文学 |
K | Electromagnetics in Biology and Medicine | 医用生体電磁気学 |
URSI分科会 無線通信システム信号処理小委員会(URSI-C小委員会)
当小委員会は「信号とシステム」の分野を担当します.公開の研究会を年4回程度,国内の大学や研究機関で開催する予定です.
研究会では,自由でフランクな研究発表,討論,交流の場として,委員の方々だけではなく,中堅,若手の研究者の方々にも奮ってご参加いただき,活動の範囲を広げて行きたいと考えています.今後とも,URSI-C小委員会の活動をご理解いただき,ご支援いただければ幸いです.
URSI-C小委員会名簿 (第25期)
役員 | ||
委員長 | 末松 憲治 | 東北大学 |
副委員長 | 藤元 美俊 | 福井大学 |
統括幹事 | 塚本 悟司 | 東北大学 |
幹事(AP) | 有馬 卓司 | 東京農工大学 |
幹事(MW/WPT) | 鈴木 恭宜 | NTTドコモ |
幹事(RCS) | 眞田 幸俊 | 慶應義塾大学 |
統括幹事補佐 | 三宅 裕士 | 三菱電機 |
連携会員 | ||
荒木 純道 | 東京工業大学 | |
原田 博司 | 京都大学 | |
アドバイザー | ||
(前委員長) | 太郎丸 真 | 福岡大学 |
安達 文幸 | 東北大学 | |
伊東 健治 | 金沢工業大学 | |
大平 孝 | 豊橋技術科学大学 | |
菊間 信良 | 名古屋工業大学 | |
水野 皓司 | 東北大学 | |
守倉 正博 | 京都大学 | |
矢加部 利幸 | 電気通信大学 | |
委員 | ||
AP, MW/WPT | 吉田 賢史 | 龍谷大学 |
AP | 北尾 光司郎 | NTTドコモ |
AP | 西本 研悟 | 三菱電機 |
MW/WPT | 大久保 賢祐 | 岡山県立大学 |
MW/WPT | 九鬼 孝夫 | 国士舘大学 |
MW/WPT | 佐藤 潤二 | パナソニック |
RCS | 田野 哲 | 岡山大学 |
RCS | 長谷川 晃朗 | 国際電気通信基礎技術研究所 |
RCS | 山本 哲矢 | パナソニック |
SSC/ED | 藤島 実 | 広島大学 |
SSC/ED | 伊藤 浩之 | 東京工業大学 |
広報 | 小串 伸一 | CQ出版 |
URSI/URSI-Cが主催する国際会議
(準備中)