【日本学術会議URSI-C委員会 第20期 第1回公開研究会開催報告】 †
1.報告者 日本学術会議URSI-C委員会 委員 岡田 実(奈良先端科学技術大学院大学)
2.日時:2007年1月14日(金)13:00〜17:20
3.場所:三菱電機紀望館(南紀白浜) 会議室
4.参加費:無料
5.出席者数:20名
6.ローカルアレンジメント:三菱電機 久保博嗣様
7.研究会テーマ「電波共存」
8.講演(40分講演,20分質疑応答)
- 13:00 - 13:05 小牧委員長挨拶
- 13:05 - 14:00 パナソニックコミュニケーションズ 有高明敏 様「PLCシステムの開発状況と松下電器の取り組み」
- 14:00 - 14:55 三菱電機先端技術総合研究所, IEEE標準化SC chair 田辺信二様「諸外国のPLC技術」
(休憩15分)
- 15:10 - 16:05 徳島大学 教授 來山征士先生「電線における狭帯域電力線通信方式」
- 16:05 - 17:00 大阪大学 教授 北川勝浩先生「屋内PLCにおける電波共存上の問題点」
9.懇親会:三菱電機紀望館(南紀白浜) 参加者:19名
10.その他:委員会を11月25日(土) 8:00〜10:00に三菱電機紀望館で実施.
11.所感
- 今回は20期最初の研究会であり、電力線伝送技術の動向と短波帯通信に与える影響について、議論が行われた。
- PLCは非常に議論が分かれているトピックであり、議論が成立しない状況が心配されたが、実際には、技術的な側面から冷静に議論が行われた。
- 懇親会後,ランプセッションが開催された。ここでは伝送線路に関する大変貴重な文献が紹介された.また、実際に家庭内のPLCを用いた伝送および短波帯への干渉実験が行われ、実際にPLCの短波ラジオに与える影響を実感できた。