件名:URSI電波研連C分科会 第19期 第4回公開研究会 実施報告書


1.報告者 電波研連C分科会執行部 主幹事 太郎丸 真(ATR波動工学研究所)

2.日時:2004年10月22日 13:00〜17:30

3.場所:湯布郷館(湯布院温泉・三菱電機保養所)

4.参加費:無料


5.出席者数:25

6.ローカルアレンジメント:三菱電機
 情報技術総合研究所

7.研究会テーマ「シャノン限界へのチャレンジ」


8.講演(50分講演,10分質疑応答)
  

   (1)九州大学大学院 赤岩芳彦 教授
    「デジタル移動通信技術の歴史」

  (2)東京工業大学大学院 鈴木博 教授 
   「干渉抑圧とマルチパス分離による移動通信システムの大容量化」

  (3)パナソニックモバイルコミュニケーションズ
   4G通信方式開発グループ 主幹技師 太田現一郎 様
   「周波数利用効率向上に向けた新たな変復調方式の研究」


9.ナイトセッション・懇親会(18:00〜)

  (1)三菱電機 モバイルターミナル製作所 無線技術部長 伊東健治 様
   「携帯電話にみる高周波回路の進化論」

  (2)ATR波動工学研究所 主任研究員 太郎丸真 様
   「アマチュア無線で学んだデジタル無線通信理論」


10.その他:委員会を10/23 9:0010:00に会場で実施.


11.所感
  • 「電波・シャノン限界へのチャレンジ」と銘打った今回の研究会は、変復調関係の著名な研究者に講演をお願いした。交通の便は決して良くなかったが、参加者数25名を数え、講演後の質疑では活発な議論が展開された。特に帯域幅を従来に比べ半減できるという変調方式の研究を紹介して頂いた太田氏の講演では、大いに議論が盛り上がった。
  • 本公開研究会は、IEEE APS, MTS, VTS の各 Japan Chapterの協賛を得て開催した。