件名:日本学術会議 URSI-C委員会 19 12回公開研究会 実施報告書


1.報告者 日本学術会議URSI-C委員会 委員 神谷幸宏(東京農工大学)

2.日時:20061124日(金)13:00 17:15

3.場所:熊本電波工業高等専門学校(熊本県合志市)くぬぎ会館 2階 研修室

4.参加費:無料

5.出席者数:24名(名簿を添付)

6.ローカルアレンジメント:熊本電波高専 伊山義忠 先生

7.研究会テーマ「電波維新」

8.講演(40分講演,20分質疑応答)

13:00 - 13:30 委員長挨拶大平委員長
URSI-C:3年間の活動をふりかえって」及び感謝状贈呈

13:30-14:30 岡山大学教授 秦正治 先生
「移動伝搬損失推定式の誕生話」

14:30 - 15:30 東京工業大学教授 荒木純道 先生
Collin-Loveの受信アンテナ等価回路論争に最終決着を与える「空間ポート理論」の提案」

(休憩15分)

15:45-16:45 村田製作所 石川容平様
「相対論的電磁運動量の一考察」

16:45-17:15 大阪大学教授 小牧省三 先生
URSI-C20期活動計画」


9.懇親会:玉名温泉 白鷺荘別館(熊本県玉名市) 

      参加者:19

10.その他:委員会を1125() 8:0010:00に白鷺荘別館で実施.

11.所感

・今回は19期最後の研究会であり,研究会の冒頭に東海大学 進士昌明先生,電気通信大学 矢加部利幸先生に感謝状が贈呈された.大変立派な賞状が用意されており,最終回にふさわしい会議となった.

・各位の御協力により非常に厳密にスケジュールが進行し,内容の密度が大変濃かったにも関わらず,すべての項目が過不足なく実施された.

・引き続き懇親会後,「読書案内−歴史的な論文・文献等の紹介」と題したランプセッションが開催された.ここでは大変貴重な古い文献が持ち寄られ,プロジェクタで投影しながら議論が展開された.懇親会後ではあるが,研究会にも劣らぬ技術的水準の高い議論となっていた.