日本学術会議 URSI-C小委員会 第21期 第4回公開研究会の開催報告

テーマ:
「宇宙と衛星と関連技術」


1.報告者:日本学術会議 URSI-C小委員会 委員 塚本悟司 (ATR)

2.日時:2009年7月3日(金)11:00〜16:40

3.場所:大阪大学中之島センター
  (大阪市北区中之島4-3-53)
  http://www.onc.osaka-u.ac.jp/

4.参加費:無料

5.出席者数:43名

6.ローカルアレンジメント:岡田 実(奈良先端大),塚本悟司(ATR)

7.研究会テーマ「コグニティブ無線」

8.講演(60分講演、質疑応答込み)
9.共催:
極限コミュニケーションラボラトリ(大阪大学大学院 工学研究科)

10.協賛:
IEEE MTT-S Japan Chapter
IEEE MTT-S Kansai Chapter
IEEE AP-S Japan Chapter
IEEE VT-S Japan Chapter
IEEE SSC-S Japan Chapter
IEEE SSC-S Kansai Chapter
IEEE ED-S Japan Chapter
IEEE ED-S Kansai Chapter
IEEE AES-S Japan Chapter
IEEE COM-S Kansai Chapter
電子情報通信学会ソフトウェア無線研究専門委員会

11.懇親会:
箕面観光ホテル 参加者:18名

12.その他:
委員会を8/4(土) 9:00〜10:00に実施.

13.所感 :
 開催場所の交通の便が良かった事もあり、会場が満員になるほどの出席者があった。
免許を受けて必要な周波数帯域を占有し通信をするという従来の電波の利用方法と違い、その場所その時点で使用可能な電波資源を利用するコグニティブ無線が標準化されつつあることが紹介された。これを実現する主要な技術であるソフトウェア無線機の研究動向についても講演があり、電波資源の有効利用に向けた研究が着実に進んでいる事を認識した。
 一方、携帯電話の普及により誰でも何時でも何処でも通信が可能となるなど、既に無線通信はかなり成熟した技術分野となっており、そろそろ革新が必要であるという、無線分野の研究者や無線技術者に対する問題提起があった。情報通信に対するより広い視野に立った研究が求められるていると感じた。


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