１．報告者：日本学術会議URSI-C委員会　委員　楢橋祥一／山口良（NTTドコモ）

２．日時：2009年1月9日（金）11:00〜16:10

３．場所：東北大学電気通信研究所
　　2号館（W棟）4階W410室

４．参加費：無料

５．出席者数：29名

６．ローカルアレンジメント：伊東健治，森一富（三菱電機），水野皓司（東北大学）

　　プログラムアレンジメント：楢橋祥一，山口良（NTTドコモ）

７．研究会テーマ「IMT-Advanced」

８．講演

• 11:00-11:10　開会挨拶　伊東健治（三菱電機）
  
• 11:10-11:40　基調講演「IMT-Advanced実現に向けた無線技術の挑戦」　安達文幸（東北大学）
  
• 11:40-12:30　「ITU-RにおけるIMT-Advanced無線インタフェース標準化のプロセスと今後の動向」　吉野仁（NTTドコモ）
  
• 12:30-13:30　（昼食）
  
• 13:30-14:20　「次世代PHSが拓く真のワイヤレスブロードバンド」　近義起（ウィルコム）
  
• 14:20-15:10　「IMT-Advanced等の次世代移動通信システムにおける時空間伝搬モデル」　藤井輝也（ソフトバンクモバイル）
  
• 15:10-15:20　（休憩）
  
• 15:20-16:10　「IMT-Advancedのサービス要求条件」　中村元（KDDI研究所）
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• 21:00-　ナイトセッション(秋保温泉)
  「ブレイン・コミュニケーション」　中村元（KDDI研究所）
  「発振回路における正しい発振周波数の求め方」　大平孝（豊橋技術科学大学）
  

９．懇親会/ナイトセッション：秋保温泉/佐勘　　参加者：21名

10．その他：委員会を1月10日(土)8:00〜9:00に秋保温泉で実施．

11．所感：
　今回は「IMT-Advanced」をテーマに，電波と無線システム研究に関して議論した．将来の移動通信方式で想定される高速データ伝送を可能にする無線伝送技術，ITU-Rにおける無線インタフェース標準化の実際および今後の動向に関する議論，次世代PHSが狙うワイヤレスブロードバンド，将来の移動通信システム設計に不可欠な電波伝搬モデル，IMT-Advancedで求められるサービス要求条件というさまざまな技術課題・領域に関して，幅広く議論できた．懇親会後，ナイトセッションを開催し，ブレイン・コミュニケーションという新しい概念，および，発振回路の設計方法に関して深く討論した．